立ちっぱなしでむくみが取れない!体重増加の理由・便秘解消の方法

ふくはらぎのむくみが気になる女性ダイエット・むくみ

記事監修

+kampo(プラス漢方) 笹森有起
オフィス薬局 管理薬剤師

「毎日立ちっぱなしでむくみが気になる」
「ダイエットをはじめたら便秘になった」

このようなお悩みを抱えていませんか?

むくみと便秘はダイエットに励む女性の大敵。思うように体重が落ちない状態が続くと、痩せることを諦めたくなりますよね。

この記事ではむくみと便秘の改善に効果的な方法を紹介します。ダイエット中の女性はぜひ最後まで読んで、美しい体づくりのヒントにしてください。

立ち仕事だからむくみやすい?気になるむくみの原因とは

脚のむくみが気になり靴を脱ぐ女性

体のむくみは、血液の巡りが悪くなることで引き起こされやすいもの。立ち仕事だけに限らず、窮屈な下着の着用や体の冷え、食生活の乱れなども、むくみの原因として考えられます。

長時間同じ体勢を取り続ける

立ち仕事をしている人は、長時間同じ体勢をとり続けることがむくみの原因として考えられます。これは血液の循環が滞るためです。

立ちっぱなしの姿勢は重力によって血液、リンパ液などの水分が下半身に溜まります。下に溜まった水分は、ふくらはぎの筋肉によって全身を巡ります。いわばふくらはぎはポンプの役目を担っています。

ところが何時間も立ちっぱなしの状態が続き、ふくらはぎの筋肉が動かない場合、ポンプとしての機能がうまく働きません。その結果体の巡りが悪くなり、脚のだるさや痛み、違和感につながります。

足のむくみは、ふくらはぎの筋肉を意識して使用することで改善できるのです。

窮屈な下着の着用

「ボディラインが気になるから」という理由で、日頃から補正下着を身につけている人は、その下着がむくみの原因になっているかもしれません。

体を締めつけると、老廃物を流す役割のリンパの流れが滞ります。リンパが流れにくくなると血行不良が起こり、むくみや体の冷え、代謝の悪化を招きます。

代謝が悪いということは、つまり痩せにくいということ。きつい下着は使わないようにしましょう。

塩分のとりすぎ

体のむくみは、日頃の食べ物に原因があることも。

「忙しくて料理できない」
「毎晩スーパーの惣菜を買って食べている」
「濃い味付けの料理が好き」

このような人は要注意。塩分の摂りすぎが、むくみの原因として考えられます。

味の濃い料理を頻繁に食べていると、体が塩分を薄めようと働きかけるため、水分を溜め込みやすくなるのです。体に不要な水分を蓄積すると、むくみにつながります。

「むくみを取りたい」とお悩みなら、できる限り薄味の食事を心がけましょう。

むくみと便秘の関係性|体重増加の理由

体がむくみやすい人のなかには、「お通じがよくない」「ダイエットがうまくいかない」と、お嘆きの女性もいるのではないでしょうか。

むくみと便秘は無関係ではありません。

もしあなたが「最近、太った気がする」「体のむくみで体重が増えた」と感じているなら、代謝機能がうまく働いていないのかもしれません。

代謝機能が正常な状態であればリンパや血管を通り、必要な水分は体内に吸収、余計な水分は尿や汗、便とともに排出されます。

しかし代謝機能が低下すると、体内に余計な水分が蓄積され、老廃物が残り排出されず、そこからむくみが生じるのです。

実はこれが便秘になる原因に。

便も老廃物のひとつ。腸に行くはずの水分が体の違う場所で滞ってしまうと、大腸に水分が届かず便が硬くなり、便秘の原因になります。

代謝が低下

体に余計な水分が蓄積

むくみ
大腸に水分が不足

便秘になる

このような悪循環が、体重増加につながっている可能性があるでしょう。

ダイエットにもつながる!むくみと便秘を改善する4つの方法

女性用お手洗い

むくみと便秘の改善が期待できる方法を紹介します。

  • ストレッチや軽い運動を取り入れる
  • 水分摂取と排出を繰り返す
  • 塩分の摂取を控える
  • 漢方薬を取り入れる

詳しく見ていきましょう。

ストレッチや軽い運動を取り入れる

立ちっぱなしの状態は血行が悪くなり、体がむくみます。これは前述のとおり、ふくらはぎの筋肉が使われていないことが原因です。

体の水分を巡らせるには、ポンプの役割を果たすふくらはぎの筋肉を使ことが有効。

休憩、お手洗いのタイミングでストレッチすることで、筋肉のこりをやわらげることが可能です。テーブル、カウンターに手を添え、両足のかかとを上下するだけでもふくらはぎを動かせます。ふくらはぎのマッサージも効果的です。

ふくらはぎの筋肉を鍛えることはとても大切です。筋トレを続けることが難しくても、エスカレーターを階段に変えたり、最寄り駅からひと駅分歩いたりすることからはじめてみませんか?

水分摂取と排出を繰り返す

「1日に2リットルの水を飲む」というダイエット方法を耳にしたことはありませんか?もし運動習慣がないのに実践しているなら、注意が必要です。

体を動かさず、汗をかかないのに水ばかり飲んでいるなら、余計な水分を蓄積している可能性が。これがむくみの原因として考えられます。

改善するには、摂取した水分を排出することが大切です。意識的に水分を摂り、排出することで体の巡りがよくなります。

塩分(ナトリウム)の摂取を控える

味の濃い料理には、塩分が多く含まれる傾向があります。

料理の味つけを工夫することが、むくみ解消のカギ。たとえば出汁などの旨味、酢を使い、薄味にすることで塩分を控えられます。

カリウムを摂り、塩分(ナトリウム)を排出する方法も、むくみ予防が期待できますよ。できればサプリメントに頼るだけでなく、毎日の食事から摂りましょう。

カリウムが含まれている食材は、以下のものが挙げられます。

  • ほうれん草
  • 小松菜
  • アボカド
  • バナナ

ただし腎臓に疾患がある場合は、カリウムを多量摂取すると不整脈が起こる可能性があるため注意しましょう。

漢方薬を取り入れる

むくみや便秘を解消するなら、漢方薬を取り入れることもおすすめ。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、代謝をアップさせて脂肪燃焼を促進、体の水分循環を改善してお通じをよくする効果が期待できる漢方薬です。

防風通聖散がおすすめの人は、以下の傾向があるタイプ。

  • 体がむくみやすい
  • 便秘に悩んでいる
  • 消費カロリーより摂取カロリーが多い

+kampoで取り扱っているKAZAHANA(風花)に、防風通聖散が使われています。

※+kampoのKAZAHANA(風花)は、漢方薬と薬剤師のサポートを含めたサービス名です。
※本サービスで提供される製品は「錠剤防風通聖散または防風通聖散エキス細粒」です。

ただし漢方薬は、飲むだけで痩せる魔法の薬ではありません。体の不調を整え体質を改善することにより、本来のバランスの取れた健康な状態に導くものです。結果的に痩せやすくなることを期待できますが、体重を落とすために作られた薬ではありません。健康的に痩せるためには、漢方薬の服用と共に、食事や運動も必要です。

漢方薬は体に合ったものを服用することで効果が発揮されます。+kampoでは、簡単なオンライン問診の後、あなたに合う漢方薬を薬剤師がセレクトしお届けします。

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美しさは体の中から!むくみと便秘を改善しよう

 

笑顔でお茶を飲む女性

むくみや便秘はダイエットの大敵。

窮屈な補整下着の着用、無理なダイエットは、健康的とはいえません。目標体重に達成したとしても、不健康な体ではあなたの魅力が半減してしまいます。

あなた本来の美しさを取り戻すなら、体の中から改善しませんか。漢方薬を取り入れながら、運動習慣を身につけ、食生活を見直すことで、むくみと便秘を解消し、痩せやすいキレイな体を目指しましょう!

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