足や顔がパンパン!ひどい足のむくみの原因と対処法は?

むくみ解消効果がある足のマッサージダイエット・むくみ

帰宅後、靴下を脱いだ時の靴下の跡にびっくりしたり、朝、鏡で見た自分の顔に「もしかして太った!?」と思ったことはありませんか?
それは、太ったのではなくむくみが原因かもしれません。

足も顔もパンパンで少し動きにくく感じたり、体調も何となくすぐれないように感じる「むくみ」。
今日はそんなむくみの原因と解消法をご紹介します。

むくみははなぜ起きる?足や顔がむくむ理由

顔のむくみに悩む女性

むくみは医学的には浮腫(ふしゅ)と呼ばれます。
浮腫は皮膚の下にあたる皮下組織に水分がたまっている状態のことを指します。
一般的に、皮膚の下の細胞組織にある液体(細胞間質液)と血管の圧力バランスが取れているため、必要以上に水(液体)はたまりません。

ところが何らかの理由で圧力の均衡がくずれてしまうと、血管から水分がしみ出しやすくなってしまいますバランスの崩れで水分量が増え、むくみ(浮腫)の原因につながります。

さらに、足など下半身にむくみを感じるのには重力が関係しています。重力により余分な水分が身体の下方にたまりやすくなるからです。

眠っている間は横向きで動きがあまりないため、顔や背中などに水分がたまりやすくなります。朝起きたときに顔のむくみを感じやすいのはそのためです。

私たちの身体をめぐる血液は、全身に酸素や栄養素を運んだ後、静脈を通って心臓に戻ります。重力に逆らう力が必要です。

それを手助けするのが足の筋肉によるポンプ作用であり、筋肉量が少ないとポンプ機能の働きは鈍くなってしまいます血液がスムーズに戻ることができないため余分な水分がたまり、むくんでしまうのです。

女性は男性より筋肉量が少ない傾向にあるため、下半身がむくみやすくなります。

さらに、次のような要因でよりむくみやすくなります。

運動不足や長時間同じ姿勢を続ける

運動不足で足の筋肉が少ないと、血液を心臓に押し戻すポンプ機能も上手く働きません。

またデスクワークなど座ったままだったり、逆に長時間立ち仕事をするなど同じ姿勢をとり続けると血液の流れが悪くなります。これもむくみにつながります。

女性特有のホルモンバランス

生理前や妊娠期、更年期など、女性ホルモンの増減がむくみに影響を及ぼすこともあります。

水分を体内に取り込みやすいプロゲステロンというホルモンは排卵後に増え、むくみやすくなってしまいます。

また水分を外に出す働きのあるエストロゲンというホルモンが減少する更年期は、その働きが低下してむくみにつながることもあります。

食事や睡眠などの生活習慣の乱れ

塩分の多い食事や飲酒もむくみの要因の1つです。適度な水分補給がむくみの原因になることも。濃い味を避け、適度な水分を取るようにしましょう。

また、十分な睡眠がとれていないと疲労が回復せず、代謝が悪くなり、むくみやすくなるとも言われています。

冷えによるむくみ

冷えによって血行が悪いとむくみやすくなります。寒い冬だけでなく、夏もエアコンや冷たい飲み物などで体を冷やしがちなので、上着を羽織ったり、内側から体を冷やさないように注意しましょう。

足も顔もスッキリ!むくみ改善の方法

むくみを解消するカリウムを含む食べ物

むくみを解消するに、血液循環が滞らないように心がけましょう。
生活習慣や運動、また漢方などさまざまなアプローチなどさまざまな対策をご紹介します。

軽い運動で筋肉キープ

適度な運動で筋肉量をキープすると、血行だけでなく代謝も良くなります。
無理な筋トレではなくてもいいので、続けられるようなウォーキングやストレッチなどの軽い運動で筋肉をつけるようにしましょう。

むくみ解消グッズの活用

むくみを解消する加圧効果のある靴下やストッキングなど、むくみ解消グッズを利用するのも効果的です。

ただ、必要以上に圧の強い衣類を選んでしまうとしびれや血行障害などのトラブルにつながることもあるので自分に合ったサイズ、圧力の衣類を選ぶことを心がけましょう

お風呂や足湯で体を温める

血行をよくするために、身体を温めるのはむくみ対策で大切です。

できればシャワーではなく、毎日湯船にゆっくりつかって、全身を温めましょう。忙しくてシャワーしかできない場合は、足湯をプラスするといいですよ。

また足のツボ押しやマッサージなどを行うのも◎。 足の血行を促し、むくみ解消が期待できます。

むくみ対策に効果的な食べ物を摂る

むくみ解消には、塩分排出作用があるカリウムが豊富なほうれん草やキウイ、アボカド、バナナなどがおすすめ。利尿作用があるゴボウ、血流をよくするビタミンEが含まれているアーモンド、モロヘイヤ、かぼちゃなども積極的に摂りたいですね。

また、先ほどお伝えした通り、冷たい食べ物を避け、できる限り温かい食べ物で体の中から冷やさないように心がけましょう。塩分の摂りすぎにも注意です!

むくみを軽減するおすすめ漢方薬

むくみ対策としては、漢方薬もおすすめです。自分に合う漢方薬を選ぶと効果を実感できますよ。

筋肉量が少ない方におすすめ:防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

防已黄耆湯は水分代謝が滞っている水太りタイプにおすすめの漢方薬です。多汗症や下痢の傾向があり、疲労を感じる方に向いています。

胃腸の消化吸収をサポートして、体の中の不要な「水」を排出する作用があります。余分な水分を排出するので、水太りやむくみ解消につながります。

【配合される生薬】
防已(ぼうい)
黄耆(おうぎ)
蒼朮(そうじゅつ)
生姜(しょうきょう)
大棗(たいそう)
甘草(かんぞう)

二日酔いでむくむ方におすすめ:五苓散(ごれいさん)

五苓散はお酒を飲んだ翌日に顔がパンパンにむくんでしまう方や、お酒を飲むとなかをこわしがちな方や、飲み会の際中にもあまりトイレに行かないという方に向いています。

利尿作用のある生薬が配合されていて、体内の水分のめぐりを改善します

口が渇きがちだったり、尿量が少ないなどの症状において、体質やタイプにかかわらず広く使われる漢方薬です。

また五苓散は吐き気や嘔吐、下痢やむくみ、めまい、頭痛などの症状にも効果があります。二日酔いの時にぴったりですね。

【配合される生薬】
沢瀉(たくしゃ)
猪苓(ちょれい)
蒼朮(そうじゅつ)
茯苓(ぶくりょう)
桂皮(けいひ)

余分な水分がむくみに!運動や食事、漢方薬で対策を

日常生活のさまざまな要因で顔や足はすぐにむくんでしまいます。
散歩やウォーキングなどで身体を動かし筋力をつけると血流がよくなり、水分が余剰に出てくることも減っていきます。

身体の水のめぐりをよくして循環させ、不要なものを取り除く効果のある漢方薬も上手に取り入れて、むくみを解消しましょう。

ただ、もしむくみが一時的ではなく慢性的に続き改善されない場合は、内臓の疾患が潜んでいる可能性も。早めに病院を受診し、医師の診察を受けることをおすすめします。

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